子供がよその窓ガラスを割った場合、適切な対処と謝罪を行いましょう。

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子供が割った窓ガラスでトラブル!?よくあるケースと対処法

子供が他人の家のガラスを割ったら、親権者など周囲の大人がすぐに謝罪を行うとともに、個人賠償責任保険(特約)など、対処できる保険がないか確認しましょう。保険を使えない場合は、被害者主導の業者選びで修理を行い、相場より高額な請求でも言いなりになるしかありません。
子供が他人の家のガラスを割ったら
子供が割ってしまった窓ガラス

ボール遊びなどで子供が他人の家のガラスを割った時は、親権者など周囲の大人が菓子折などを持って謝罪に行き、個人賠償責任保険(特約)の加入状況確認をしましょう。
このほか、スポーツのクラブチームで加入している保険や会費などから対処できるケースがあります。

親権者の自己負担がない場合でも、ガラスを割った本人と親権者などの大人が、被害を受けた家に直接謝罪をするようにしましょう。
特に、近所の家のガラスを割った場合は、親権者やクラブチームの管理者など当事者(子供)の周囲の大人が適切な対応をしないと、悪い評判が広がってしまいます。

個人賠償責任保険(特約)で弁償できる

子供が他人の家のガラスを割る過失は、個人賠償責任保険が適用されます。
個人賠償責任は単体の保険加入よりも火災保険、自動車保険、クレジットカードの特約やオプションで加入する方が圧倒的に多いです。

子供本人に保険をかけておく必要はなく、同居している親族がいずれかの保険で個人賠償責任特約を付帯していれば対応できます。
被害者に対して賠償問題の話が必要になるので、真っ先に保険で対応できることがないか確認しましょう。

個人賠償責任保険の多くは示談交渉サービスが付いてきます。
保険で対応できる場合は、謝罪をしっかり行って、賠償の件は保険会社から連絡がいく旨を伝えましょう。

保険の確認よりも先に謝罪や対応が必要な場合は、加害者の親がお金を立て替えるなどして修理業者を呼ぶと良いでしょう。
領収書を取っておけば、後から保険会社に連絡して立て替えた費用を補償してもらえます。
(長期間経過している場合は保険適用外になる可能性あり)

保険を何も使えない場合

保険が何も使えない場合は、親権者が実費で賠償するしかありません。
業者を呼んだり、お金の受け渡し等も全て当事者同士で対応しないといけません。

賠償するガラス修理で難しいのが業者選びです。
基本的な考え方は、ガラス修理業者選びは被害者主導で決めるものです。
ガラスが割れた現場で被害者からどうすればいいか分からない場合は、被害者に確認を取った上で、ガラスを割った子供の親権者が業者を手配してもいいでしょう。

優良業者が適切な料金で対処してくれればいいですが、支払いが第三者になるのをいいことに、悪徳業者がボッタクリ価格を提示したり、被害者がここぞとばかりに高機能ガラスへの代替をして全額請求するトラブル事例があります。
請求された金額が通常のガラス交換修理相場より高額だった場合に、加害者側が指摘すると大きなトラブルになるケースがあります。

対応した業者と加害者のどちらに悪意があるか分からないですし、被害者から見れば法外な料金を取る業者が、長い付き合いを持って信頼性している業者かもしれません。
他に安い料金で対応できる業者があったとしても、提案したり減額交渉したりするのは困難です。

悪意がないとはいえ子供がガラスを割った落ち度があるので、個人同士の交渉による解決は被害者の言いなりになるしかないのが現状です。
公園などで遊ぶ年齢のお子さんがいる場合は、個人賠償責任保険にしっかり加入しておくようにしましょう。

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